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サクラサイト 判例

サクラサイト 判例

・なお、 ビットキャッシュ担当者は、この判決によってはじめてサクラサイト業者の存在を知ったと証言している。

本判決では、サクラサイト運営者につき詐欺による不法行為が成立することを前提として、被告らについては、振り込め詐欺の「出し子」に関する報道が多く行われていた中で、当該サイトの実体をよく確認しないまま、犯罪収益移転防止法で罰則をもって禁止されている第三者に対して有償で口座を貸出す行為をしており、その行為の動機・経緯自体が怪しいこと、口座に振込まれた現金を引出してこれを交付するという業務自体不自然であること、現金の引渡し方法も振り込め詐欺を容易に想起させるものであること、これらの事情に加えて被告A社及びA1については、旧口座が凍結された直後に新口座を提供していたこと等の事情から、被告らは、自らの行為が振り込め詐欺の「出し子」にあたることを十分認識しており、サクラサイト運営者と一体となって詐欺行為を行っていたと認められる旨を判示して、民法709条、719条に基づく共同不法行為責任を認めた。なお、損害の範囲については、口座に対する振込みは各別の行為として完結しており、被告らに共謀が認定できないため、各名義の口座に送金された範囲についてのみ不法行為が個別に発生するにとどまると判示した。