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残念ながら「梅毒」は 一度治っても何回でも感染してしまいます

一旦梅毒の治療が完了しても 再感染をおこす可能性があります

大阪での梅毒感染報告数は、2010年の57件から、2017年の847件へとの7年間で約15倍に増えました。特に女性は20歳代を中心に増加し、55倍以上と急増しています。

性行為によって、梅毒トレポネーマが粘膜に感染することで引き起こされます。

梅毒は感染しても、症状がなかったり、皮膚などに症状がでても痛くないことがあります。また、最初の症状は1ヶ月ほどで自然になくなり、気づかなかったり、治ったと思い込むことがあります。ですが、この無症状の段階でも治ったわけではありません!これは自然に治ったのではなく、第二期への潜伏期間なのです。

病状は1期(感染から約3週間)、2期(1~3ヵ月)、後期(数年から数十年)の3段階に分けられる。1期では、主に陰部や肛門、口などの感染した部位にしこりや潰瘍ができたり、股の周囲のリンパ節に腫れが起きる。この後こうした症状は一度治まるが、数ヵ月後に2期の症状として、手のひらや足の裏、全身に赤い発疹やぶつぶつ(梅毒性バラ疹)が出る。ただし、かゆみや痛みは感じないことが多い。2期の症状も1期と同様に数週間で自然となくなるが、梅毒トレポネーマはそのまま体内に潜伏したままとなる。そして数年後の後期になると、やわらかいゴムのような腫瘍が体中にできる。この時点でも治療を行わないと全身の臓器に障害が広がり、大動脈瘤、髄膜炎や神経障害(神経梅毒)などが生じ、命にかかわる重篤な状態になる場合もある。

症状が出た時に治療すればいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、梅毒は症状が一時的に治まり潜伏する期間があるので、そこで治ったと思ってしまい検査をせず放置し、治療が遅れてしまうのです。

第3期では約3年以上後に、皮膚や内臓にゴム腫(固いしこりやこぶができ、周辺の組織を破壊)が起こります。関節炎や手足の感覚の喪失が起こる場合もあり、日常生活が営めなくなります。昔は、このゴム腫が鼻骨にできると崩れたり陥没することがあり、この状態を「梅毒で鼻が落ちる」と言っていました。ただし現在では第3期以上に進行する場合はほとんどありませんので安心してください。

ペニシリン系抗菌薬を用いて治療することが基本となる。個々の状態によっても異なるが、病状の1期であれば2~4週間ほど、2期であれば4~8週間ほど通院しながら、1日3回の薬の服用を毎日続ける。梅毒は治療しなくても症状が消えてしまう期間があるが、自然に治ることはない。薬の服用中に症状が見られなくなったとしても、自己判断で途中でやめてしまうことは避けたい。あくまでも医師の指示に従い、最後まで薬を飲み切ることが大切。なお後期になると、それぞれ発症した病気によって対応していくが、重症化してしまうことも多い。梅毒は初期段階で治療を早く始めれば治る病気であり、後に障害が残ることもない代わりに、後期の段階で生じた脳や心臓などの機能障害は、治療後も完全に改善することはない。このため、早期に発見して治療することが重要なポイントとなる。

梅毒トレポネーマという細菌に感染することが原因となる。梅毒にかかっている患者の粘膜や皮膚と直接接触することが感染経路のため、基本的には性交渉を介して人から人へと感染していく。オーラルセックスやアナルセックス、キスでも感染する恐れがある。梅毒トレポネーマが体内に侵入して感染すると、数時間以内にリンパ節へ達し、血流に乗って全身へ広がり症状を引き起こす。梅毒にかかっていても症状が現れない時期があるが、たとえそうした時期であっても人にうつす危険性が高いので注意したい。この他に、妊娠中の母親が感染すると、胎盤を経て胎児が感染する先天梅毒の原因となる。この場合は、早産や死産を起こすリスクが高まる上に、新生児に奇形が現れる可能性もある。また出産時には問題が見られなくとも、その後成長する段階で何らかの病気を発病するケースもある。

一旦梅毒の治療が完了しても、再感染をおこす可能性があります。適切な予防策をとらないと繰り返し感染する恐れもあるため、注意しましょう。

性交の際はコンドームを着用することが予防につながる。また、複数のパートナーと性交渉を持つと、自分が感染したり、相手に感染させるリスクが高まってしまう。もし梅毒に感染してしまったら、性交したパートナーも検査と治療が必須である。治療によって完治した後でも、再び感染する場合もあるために注意が必要。近年は梅毒にかかる人が急増しており、特に20代、30代の若い世代がその中心となっている。予防に努めると同時に、少しでもおかしいと思う症状があれば、できるだけ早く検査を受けるようにしたい。

母親が十分な治療を受けており、自身は臨床的に健康である、梅毒の可能性がある乳児では、ベンジルペニシリンベンザチンを50,000単位/kg、筋注で単回投与する。綿密なフォローアップを保証できる場合は、ペニシリンを延期して、非トレポネーマ血清学的検査を3カ月間は毎月、その後は6カ月時に行い、6カ月時点の抗体価が上昇または陽性の場合には抗菌薬を投与するという治療方針もある。

梅毒とは、「梅毒トレポネーマ」という細菌が、主に性的な接触によって感染し、しこりや発疹などのさまざまな症状が出る病気です。ごくまれに、皮膚や粘膜の傷から感染することがあります。

残念ながら「梅毒」は、一度治っても何回でも感染してしまいます。したがって、特定のパートナーがいるのなら、その人も血液検査をしなければなりません。自分だけ治療を行っても、パートナーが感染していたら、感染を繰り返してしまうからです。また、〈第1期〉の場合は、過去3カ月間に性的接触をもった全ての相手に、〈第2期〉の場合は、過去1年間の全ての相手に感染の危険性があります。本来は、これらの人も検査を受ける必要があり、それが本人のためでもあります。「梅毒」は初期段階で治療をすれば必ず完治する病気です。不特定多数との性行為や、性交渉の相手の皮膚や粘膜に異常があったなど、気になることがある人は早めに受診してほしいと思います。

〈第2期〉以降、約3年間は無症状で経過します。3年以上経った〈第3期〉では、ゴム腫などといわれる大きなしこりが出来ます。さらに進行すると、心臓・血管・神経・精神・目などに重い障害が現れ、場合によっては死に至ります。以前はよく「梅毒が進行すると鼻が落ちる」などと聞きましたが、〈第3期〉のゴム腫が鼻骨にできると、崩れたり陥没することがあり、この状態を「鼻が落ちる」と表現したのでしょう。ただ、現在では〈第3期〉以上に進行する患者さんは、ほとんどいません。世界における「梅毒」の標準治療は、ペニシリンGという抗菌薬の筋肉注射が一般的です。ただ、日本ではペニシリンGは認可されていないため、代用となる内服薬によって治療が行われます。(現在、日本医師会はペニシリンGが使用できるよう、働きかけています)早期に発見されるほど、治療期間は短くてすみます。

治療を始める前に髄液の検査を行うべきである。CDCは、晩期先天梅毒の小児では全例に水溶性結晶ベンジルペニシリンを50,000単位/kg、静注、4~6時間毎で10日間投与するよう推奨している。静脈内投与による治療の完了時には、ベンジルペニシリンベンザチンを50,000単位/kg、筋注で単回投与してもよい。十分な評価を行って全ての結果が陰性となり、かつ症状も認められない場合には、代替治療としてベンジルペニシリンベンザチン50,000単位/kg、筋注、週1回の3回投与を採用してもよい。