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LINEハッキング

LINEハッキング

ただし、複数のスマートフォンで同一のアカウントを持つことはできませんが、パソコンやiPadなら同一のアカウントでログインすることができます。このため、何らかの方法でLINEのログイン情報を入手した第三者が、パソコンやiPadを使ってログインすれば、スマートフォンアプリのLINEが使えなくなることがないので、乗っ取りに気づきにくいともいえます。

自分のLINEアカウントが乗っ取られているのではないかと疑われる場合は、ログインできるか否かによって対応が分かれます。

被害に遭ったユーザーは、「めったにメッセージを送ってくる人ではなかったので、よほど困っているんだろう」と、言われるままに番号を教えてしまったそうです。また、仕事中だったので早く対応しようとあせっていたといいます。サイバー犯罪者は、こうした人間の心理を巧みに利用します。気づいたときにはすでに遅く、LINEにログインできなくなっていました。メッセージを送っても返事はなく、当人に直接電話で確認すると、Facebookを乗っ取られていたことが判明したのです。

LINE乗っ取りは、ユーザー名であるメールアドレスとパスワードという2つの認証情報があれば可能になります。メールアドレスを頻繁に変更するのは難しいかも知れませんが、パスワードを時々変更しておくことはセキュリティ上有効です。

LINEは、ひとつのアカウントを1台のスマートフォンでしか利用できないなど、SNS(ソーシャルネットワークサービス)の中でも高いセキュリティを実装しているといえます。たとえ第三者がIDとパスワードを入手したとしても、それまで使っていたスマートフォンにSMS(ショートメッセージサービス)で送られる認証番号が必要になります。また、パソコン版のLINEで同じアカウントを利用するときには、スマートフォンアプリに認証番号が送られ、この認証番号を入力しないと利用することができません。

連絡帳には、すでに疎遠になっている人や、仕事のみの付き合いの人、なるべくなら付き合いたくない人もいると思いますが、すべての人に通知されてしまうことはプライバシーの面でもリスクがあります。また、LINEのアカウントを悪用しようとする人は、疎遠になっている友だちを狙ってメッセージを送ります。連絡帳を読み込む機能はおすすめできません。

LINEの運営元によるとLINEのユーザー数は2015年6月時点で5800万人を超えており、名実ともに国民的な通信インフラとなっています。それだけに攻撃者からの標的になりやすく、LINE乗っ取りもそのリスクが顕在化した一例と言えます。

自分のLINEアカウントが何者かに乗っ取られ、攻撃者が自分の手元にあるスマホでログインをすると、本来のユーザーが自分のスマホでログインしようとしてもエラーになってしまいます。

LINEのトップページの下の方にある「ヘルプ」を開きます。下へスクロールしていくと「カテゴリー」の表示があるので、「セキュリティ」を選び、「アカウント不正ログイン」をタップします。さらに「アカウントの不正ログイン(乗っ取り)をされた」をタップすると、「お問い合わせフォーム」へのリンクが表示されます。

すべてのケースが該当するわけではありませんが、メッセージの日本語がおかしいというのはLINE乗っ取りの大きな特徴として知られています。乗っ取り犯が外国人で、日本人が使っているような日本語と少し違う場合があります。

LINEはスマホ向けのアプリとして有名ですが、パソコンからも利用することができます。パソコンでLINEにログインをするとスマホに通知が来るので、その通知の中に心当たりのない名前がないかどうか、チェックしてみてください。

また、LINE乗っ取りでは多くの場合パスワードを変更されてしまいます。パスワードが変更されると攻撃者が正規のユーザーと見なされ、本来のユーザーが逆に「侵入を試みるユーザー」になってしまいます。

しかし、今回のLINE乗っ取りでは、乗っ取られたユーザーも被害者ですが、善意につけ込まれて電子マネーカードを買わされた友だちにとっては加害者になってしまいます。まずは友だちからのメッセージを冷静に読み、違和感がある場合には別の連絡方法で確認するといった慎重さが求められます。これはSNSに限らず、インターネットの利用全般において注意すべきことといえます。

LINEは基本的にログインしたままの状態になっているので、スマートフォンの紛失や盗難によって、第三者にLINEの設定などを盗み見られてしまう可能性があります。LINE設定画面では、アカウントに紐付けられたメールアドレス、LINEの表示名などを確認できますし、パスワードの変更も現在設定されているパスワードを入力する必要がありません。

友だち登録をしている相手から怪しげなメッセージが来た場合、その人のアカウントが乗っ取られている可能性があります。LINE以外の手段がある場合は直ちに乗っ取りの可能性を本人に伝えた上で、乗っ取り犯からの依頼には応じないようにしましょう。