出会い系

その中で64名の方は幸いにも性病ではありませんでした

その中で64名の方は幸いにも性病ではありませんでした

かかったかなと思ったら検査を受けてください。クラミジアや淋菌は感染から3日もすれば尿検査で診断可能ですが、梅毒やエイズは血液の抗体を調べる検査ですので、感染してから約2か月以上経過しないと抗体ができないため診断がつきません。感染した人はその間は潜伏期間といって症状が無いにもかかわらず、ほかの人にうつしてしまう期間ですので誰ともセックスは禁止です。梅毒検査とエイズ検査は福島県内のどの保健所でも無料で受けられます。受付時間を確認して受診してください。また性感染症は性活動が活発な若い人に多い病気ですので、交際を始める前に性病検査を受け、お互いが健康であることを確認する思いやりも必要です。最近はブライダルチェックという性病検査を結婚前に交換し合うことも行われています(全額自費)。

15年10月から16年9月までの1年間に、性感染症を心配して当院を受診した患者さんは220名で全員が男性です。その中で64名の方は幸いにも性病ではありませんでした。残りの156名の方が性病と診断され、そのうち梅毒に感染していた人は9名で、性感染症の5.8%を占めています。そのほかクラミジア42名、淋菌40名、クラミジア淋菌同時感染が8名、性器ヘルペス33名、尖圭コンジローマ24名という結果でした。どこで誰から感染したと思うかを尋ねてみますと図3のような答えでした。性病に感染していた割合は、性風俗店を利用した人の99名中63名63.6%、パートナーなど一般の方とのセックスと答えた人は104名中77名74.0%で、その感染率はほとんど変わりませんでした。それぐらい性感染症は身近なものであり、誰でもかかりうる病気であると理解できるのではないでしょうか。特に知人やセックスパートナーなどアマチュアと思われる人からの感染が若干高いことから、今後性感染症が拡大するのではないかと心配になります。