出会い系

感染症といっても性病とは異なります

感染症といっても性病とは異なります

膣内の滞在菌であるカンジダ属(カンジダアルビカンスなど)の繁殖によって起こる性器の炎症です。
性行為で移行カンジダが繁殖したりすることもありますが(外因性感染)、もともと膣内に滞在していたカンジダが何らかの誘因により繁殖したり(内因性感染)して発症します。
感染症といっても性病とは異なります。

上の表で1999年*は4月から12月までの集計ですから、これを単純に2003年のデータと比べることはできません。単純に比べたから「4年で2倍」 などという記事になってしまうのです。それでもここ数年にわたって年々性病が増える傾向にあることはお分かりいただけるでしょう。ただし、2002年から 2003年にかけては横ばいから、少しだけ減る傾向が見られました。特に10代から20代の若い世代の数が減り、逆に30代以降の世代に増えています。 下は2000年から2002年間での3年間に新宿さくらクリニックで診断された男性尿道炎の年齢別患者数比較です。患者総数は若い世代が圧倒的に多く、 全ての年齢層で増えているのですけれども、ピークの年齢が3年間で約5歳も高くなっています。中年以降の患者さんのほとんどが風俗関係のオラルセックスで 感染していることも最近の傾向です。性器同士の結合がなければ性病は移らないというのは迷信です。実際にはオラルセックスが性病蔓延の元凶あることをよく理解してください。

クラミジアトラコマティス(Chlamydia Trachomatis)を病原体とする性感染症(性病)です。
症状が非常に軽いため自覚症状をほとんど認めないことが多く放置されやすく女性の感染者が増加しています。感染が長期化すると不妊や子宮外妊娠の原因となります。

近年若年者を中心に感染者が多く性感染症(性病)の中で最も多いとされています。性交後2~3週間で水様透明のおりものの増量がみられ初期では無症状がほとんどです。感染が子宮内膜や卵管などの付属器に波及し骨盤内炎症性疾患を起こしても症状は軽いことが多いです。
症状が進行し不妊症や子宮外妊娠の原因となり、肝臓周囲にまで炎症が波及し肝周囲炎(フィッツ・ヒュー・カーティス症候群)を起こし、激しい上腹部痛を起こすこともあります。
また、妊婦さんで(感染に気づかず妊娠された・妊娠中に感染した)クラミジア感染症の場合、子宮内感染(絨毛膜羊膜炎)を起こし流産や早産の原因となり、産道感染を起こすと生まれてきた児の新生児結膜炎や新生児肺炎の原因となったりします。

性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルス(HSV)1型・2型を病原体とする性感染症(性病)です。
初感染時に外陰部に疼痛を伴う水疱を形成し左右対称性の浅い潰瘍性病変を認め、初期に外陰部の違和感ヒリヒリする痛みがあり、これが増悪し排尿困難・歩行困難になり入院を余儀なくされることもあります。
最近はオーラルセックスも普通にあるため、口腔内・口唇にもヘルペスが及ぶケースもあります。
治療は抗ウイルス薬(アシクロビル)の内服および軟膏が一般的で重症なケースでは点滴が必要なこともありますが、大体5~10日間くらいで症状は治まってきます。
ただし、このヘルペスの面倒くさいことは一度局所に感染すると知覚神経を上行性に進んで生涯にわたり神経節に潜伏感染し、身体的および精神的なストレスにより免疫が低下すると再発することがあるのです。体力の維持が大切です。
最近は1年に6回以上再発を繰り返すようなケースでは少量の抗ウイルス薬(アシクロビル)を長期間服用する方法もあります。

前述HPVで少し説明させていただきましたが、HPV(ヒトパピローマウイルス6型・11型)を病原体とする性感染症(性病)で、外陰部・会陰・子宮頚部・肛門周囲などに先の尖った乳頭状・鶏冠状の疣贅(ゆうぜい・イボ)を生じるもので外陰部の掻痒感や違和感で来院されることが多いです。

尖圭コンジローマも最近とてもよく見かけるようになってきました。以前は1個か2個の小さないぼで見つかることが多く、治療も比較的簡単でしたが、 最近では短期間でびっしりと広がるものも少なくなく、特に尿道口にできるものが目立ってきています。亀頭部や尿道口の尖圭コンジローマは、治療が難しく、 再発しやすいので、従来の尖圭コンジローマとはまったく取り扱いが異なり、治療をお受けになる患者様はもとより、治療する医者も大変な苦労をいたします。 これらの部位の尖圭コンジローマはコンドームの着用で防げるので、できる限りコンドームをご使用いただきたいと願っています。 詳しくは「最近注目差荒れている性病」をご覧ください。